立石公園へ徒歩で行く経路地図
( 步行到立石公园的路线图
)について

地図の水色ラインが最短経路
地図には3つのラインを描いています。
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- 上諏訪駅から立石公園へ徒歩で行く最短経路
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- 手長神社へ寄って立石公園へ向かう徒歩経路
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- 上諏訪駅から諏訪湖へ行く最短経路
徒歩は立石公園への最短経路
映画 「君の名は。/ Your Name. / 你的名字」 の糸守湖の風景を感じさせる立石公園は、長野県の諏訪湖を見下ろす高台にあります。
最寄り駅であるJR上諏訪駅から立石公園まで車で行く場合は、大きく迂回する為たいへん遠い印象ですが
これが徒歩で行くと意外と近いのです。
その徒歩経路を に により示しています。この歩行ルートが立石公園への最短ルート(最短路线)であり、歩きでしか通れない近道(捷径)です。
徒歩経路は車道をショートカットしまくりで、無駄なくほぼ一直線に上へ登って行きます。
道なり距離約1.4km、所要時間は徒歩25分です。この25分はGoogleルート検索の見積もりによるものですが、かなりのゆっくり歩きの数字です。野郎が独り黙々と歩いて20分ぐらいです。
速く歩けばもっと早く着きます。試しに私が走ることなくタッタッタッと速歩きで歩いてみたら、上諏訪駅から16分で立石公園に到着しました。
駅から公園までが坂なので山登りを想像するかもしれませんが、たいしたことありません。
上諏訪駅から公園までの標高差はたったの165m。しかもその坂は、ほとんどが階段で歩き易いです。(標高:上諏訪駅761m、立石公園926m)。
アクセス方法のまとめ
自家用車・レンタカー以外について、公園までのアクセス方法を一覧にまとめました。本WEBは徒歩推しですが、ヒトそれぞれですのでご自身に最も適した方法で訪れて欲しいと思います。
イチ推しが徒歩。登りの階段歩きを回避したいならば、登りの片道だけをバスまたはタクシーを利用し、帰りは徒歩で下る手もあります。
近年登場のeバイクは乗ったことないので試してみたいです。
方法 | 料金 | 良し悪し |
---|---|---|
徒歩 | 無料 | 手軽に気ままに行ける 思う存分公園で過ごせる 往復の道歩きを楽しめる |
登りバス 降り徒歩 |
150円 | 思う存分公園で過ごせる 階段の登りを回避できる 時間短縮にはならない 1日7便と限られる |
登りタクシー 降り徒歩 |
1,600円 ?以上 |
思う存分公園で過ごせる 往復タクシーより安い |
タクシー 定額プラン |
2,800円 | 観光案内所で申し込む 公園滞在時間は20分 |
eバイク | 各種 | 他の場所も廻れる 営業が日中に限られる 雨天に乗りたくない |
帰り道は下り坂で体力不要ですから徒歩で充分なのですが、帰りが夜道の場合は、夜道歩きは何も面白くないのでバスを使うのもありですし、階段よりも歩きやすい車道を下るのもありだと思います。
アクセスは徒歩がオススメ
立石公園へのアクセスは、「時間がない」とか「歩くのが嫌い」といった人には車しか選択肢がないですが、そういった理由が特にない人には「積極的に徒歩で行く」ことをオススメします。
同じウォーキングでも平地の街なかを歩くより楽しいです(※個人の感想です)。公園までウォーキングされている地元の方もたくさん見かけます。いつも複数の方々とすれ違います。
徒歩で登れば体力を使うのでお腹が空きます。公園には飲料の自販機が一台あるだけです。食料はスーパーのツルヤなど駅前で調達してから公園へ向かいましょう。
諏訪湖を眼下にお弁当を摂って公園で過ごす時間は格別です。
車で移動すると行動が何かとせわしなくなりがちです。車組の大半は公園に到着して眺めを確認したらサッサッと立ち去る方が多い印象です。それは近くに来たついでに公園にも寄っていこうという方が多いからでしょうけど。この公園は観光地と違うので、そういう多くの人たちにとってここはガッカリの公園でしかないと思います。
市民憩いの場である立石公園にはのんびりが似合います。のんびり徒歩で行き、のんびり公園で過ごすのは気分爽快です。
小さな公園ですし駐車場は20台余りしかないですから休日の満車は珍しくないのですが、連休には駐車待ちの車列が想像つかないくらい伸びていることがあります。びっくりです。そんな駐車待ちまでして行く公園ではないと私個人は思います。小さな公園はのんびり気軽に行かないと。その点でも徒歩オススメです。
観光案内チラシのルートは遠回り
上諏訪駅の観光案内所(旅游咨询中心)で配布している案内チラシ(信息单张纸) 『あの景色が見える「立石公園」へ行こう! 』 には残念ながら徒歩で行く場合も、ほぼ車道歩きとなる遠回りルートが紹介されています。
そこには徒歩30~40分って書いてあります。そんな遠回りでは40分かかるのも無理ありません。
WEB上のガイドやブログなどに記載されている徒歩での所要時間がたいてい30~40分なのは、車道ベースの遠回り経路の歩行時間だからです。
その案内チラシは観光案内所のWEBにもあります。
【PDF】あの景色が見える「立石公園」へ行こう!(新ウィンドウが開く)
このチラシはバスやタクシーで行くには参考になります。
立石公園は上諏訪駅から見える
立石公園は上諏訪駅前から望むことができます。
直線距離は仰角含め940m。道なり距離では約1.4kmです。普段歩く習慣のある人にとっては何でもない距離ですね。遠すぎず近すぎずお散歩にちょうど良い距離です。
実際に目視すると案外と近いことがわかります。写真に丸印で囲むのは立石公園内の日時計の展望台です。

階段歩きは気をつけて
立石公園に至る坂一帯は住宅街です。その生活道が近道となる小道ですから大半は歩き易い舗装路または石段です。しかし一部には階段のステップがボコボコに荒れた箇所もあります。踏み外したり、くじいたりしないように足下に気を付けて歩きましょう。まして階段の上り下りですからスマホを見ながらの歩行はたいへん危険です。歩きスマホ厳禁です。
スニーカーのような靴ですと荒れた道に適しているだけでなく、階段下りの着地衝撃を靴底の厚いクッションが吸収してくれるので脚に優しいです。私は100均で購入した極厚インソールも入れてます。これが一番効きます。
黄昏時を狙って訪れる場合には、帰りの夜道は真っ暗ですから足下を照らすLEDライト必須です。
夜道であれば歩きやすい車道を下るのも良いでしょう。下り坂ですから多少の遠回りも影響ありません。または、バスを使ってもいいですね。夜道を歩いても何も楽しくないですから。夕方以降の最寄りバス停「立石町」発は16:58と19:28があります。

タクシーについて
徒歩で行ける公園ではありますが時間的に歩く余裕がなければタクシーとなってしまいます。
その場合、下記項に示す「定額タクシープラン」もありかもしれません。
バスは後述のとおり時間短縮になりません。
さて公園までの道は登り道です。登りは歩くだけでも運動です。夏なら汗だくになるかもしれません。
登りを歩くなんて嫌だという人ならば片道の行きだけタクシーを使うのも一つのアイデアです。行きだけタクシー、そして帰りは歩きというのがポイントです。公園で思う存分過ごせます。
逆に、行きを歩き、帰りだけタクシーというのは全くムダです。マヌケさんです。帰りは下り坂なので歩きで充分です。登りは負荷ですが帰りは下り一直線。登りとは一転して楽な歩きに変わります。歩きは楽ですが階段下りなので気をつけて慎重に歩きましょう。下りなので階段を回避して車道を歩いても良しです。
タクシー料金は2020年2月に値上げがあり、2021年現在は1,600円?以上と思われます。
もちろん下りだろうが歩くことは一切嫌だという人はタクシー使ってください。
定額タクシープランもあるが…
上諏訪駅から立石公園まで2,800円の定額で往復できる 「立石公園お手軽タクシープラン」 というサービスがあります。
このサービスを利用した場合の公園での滞在時間は15~20分なんです。
私自身は時間を気にすることなく好きなだけ過ごしてから公園を下りたいです。写真をたくさん撮りたいし景色を眺めながらお弁当も食べたいです。
だから私がこのサービスを利用することはないけれど、人によっては都合が良い場合もあるでしょう。その案内へのリンク貼っておきます。
立石公園お手軽タクシープラン(新ウィンドウが開く)
バスについて
バスについて触れると、「バスのことは考えなくてよいです。」
と以前は書いてましたが今は考えを改めました。やっぱり人によってはバスもありですね。バスの良さは急坂の階段を歩かないですむことにつきます。そのこと以外は徒歩に優位性があります。
上記に示した 「観光案内所で配布の案内チラシ」 にも時刻表が載ってますが、バスは1日に7便しかありません。バスを待つぐらいなら歩いた方が速いです。待っている間に歩けば着いてしまいます。
しかも最寄りバス停「立石町」は徒歩経路の途中、 です。バスは公園まで行かないんです。
ちなみにバスの乗車時間は16~17分です。降車位置の までは駅から徒歩17分(速歩きだと11分)です。つまり、よーいドンで駅から同時に出発してもバスが先に着くというわけではないのです。

バスを利用したい人は上諏訪駅舎にある観光案内所()で聞くのが一番です。
バス停の時刻表にはたくさんの時刻が記載されていて、どのバスに乗ってよいかわからないと思います。コミュニティバスですから余所から来られた方にはわからないことだらけで当然です。観光案内所で聞くのが手っ取り早いです。
バス停は駅の諏訪湖口(西口)側()にあり「東山線」のバスに乗り、バス停「立石町」()で降車してからさらに公園まで歩きます。
ちなみにバス車両はコミュニティバスとして一般的なハイエースです。
(「(5)かりんちゃん子バス東山線」をご覧ください)
バスは階段をスキップ
既に述べたようにバスは時間的には徒歩に対して優位性なしです。しかし、バスは座っているだけで高所まで連れて行ってくれます。
その点にフォーカスした図を下に示します。横軸は「道なりの水平距離1450m」、縦軸は「垂直距離165m」の縦横をそれぞれ100%として正方形に押し込んだグラフです。
グラフからわかる通り、バス停を境に前半と後半で坂の傾斜が大きく異なります。前半の階段パートが急傾斜に対して、後半の車道パートは平坦に近いです。
「JR駅~バス停」… 階段パート
「バス停~公園」… 車道パート
バスを利用する場合は地点のバス停で降車し公園まで歩くので、急傾斜の階段パートを歩かずにすみます。しかもバスはJR上諏訪駅から立石公園までの高さ165mに対して、その約8割を登ってしまいます。バスは階段を登りたくない人にとっては有用だと思います。
バスを利用される場合は予め発車時刻を調べておき、発車まで数十分程度の時間が余ったとしても、公園で食するお弁当を駅前スーパーで調達したり、観光案内所へ行ったりすれば待ち時間も有効に活用できます。
帰りは下り坂なのでバス不要です。時間を気にすることなく思う存分公園を満喫しましょう。
eバイクという手もある
eバイクというのはスポーツタイプの電動アシスト付き自転車です。普通の自転車で坂を上がることは大変ですが、eバイクならば坂を楽に上がれるので立石公園へ行くのもヘッチャラなのだそうです。(※私自身は乗ったことないです)。このeバイクを貸し出すレンタサイクルが諏訪湖周辺に3カ所あります。ただし、その3カ所は貸し出し料金体系が大きく異なることに注意してください。事前に確認してプランに合わせて決めましょう。
eバイクであればより遠くへ足を延ばせますので、諏訪湖一周や諏訪大社へ行くついでに立石公園に寄るということも可能になります。旅行プランと料金の両面からご自身に最適な所をご利用なさってください。
場所 | eバイク・レンタサイクル |
---|---|
上諏訪の 諏訪湖畔 |
施設名:コグー(旧名:紅やマリーナ) 予約WEBは3時間/1日のプラン しかないですが現地には1h千円、 2h2千円、3h3千円、4h4千円あり eバイク予約WEB |
JR岡谷駅など | 岡谷市レンタサイクル |
下諏訪町 | 下諏訪町レンタサイクル |
上記の上諏訪湖畔の施設前を私は習慣で毎週通るのですが、通りすがりで見る限り基本予約不要に思えます。今までeバイクが全て貸し出し中になってるのを見たのはGWの時だけです。
eバイクを借りる人は滅多に見かけないです。その理由を想像するに、ここで自転車を借りる方の多くは平坦な諏訪湖の周りを巡るだけなので、大半の借り手にとっては普通の自転車で十分なのかもしれません。eバイクはレンタル料金も一番高いですし。
予約より現地の方がプランメニューも多いし、天気が悪ければ自転車乗りたくないし。予約せずに現地借りが都合良いということになるかと思います。
一方の岡谷市や下諏訪町の施設については状況は知りませんが、遠方から来られるのであれば予約必須に思います。
岡谷市レンタサイクルで借りる場合は上級向けコースですが「高ボッチ」も行き先の候補になります。岡谷は「高ボッチ」の麓の街です。高ボッチは標高が 1665mなのでまさに山の上、真夏でも清涼感あります。圧倒的高度から見下ろす眺めは「君の名は。」の風景です。世間的に高ボッチと言えば「ゆるキャン」でもあります。(※ 高ボッチは和田峠や霧ヶ峰より遠いので一般向けではないよなぁ…)
自転車ルート:【PDF地図】高ボッチは地図のAルート(新ウィンドウが開く)
★注意:このAルート(東山ルート)は2021年の豪雨により2023年現在も通行止めです。復旧時期未定
近道はグーグルマップに表示なし
正しくは『近道はグーグルマップに表示なしだった』。過去形です。
※ 2020年からは表示されています。
上諏訪駅から立石公園に至る近道となるこの小道は、2019年まではグーグルマップに表示なしでしたが、現在はグーグルマップでもこの最短経路の小道だけは表示されるようになりました。それでも実際に歩いてみると入り組んでいてわかりにくいです。
本WEBの地図では経路を描画し、さらに分岐にて迷うことがないように写真を図示しました。
話がそれますが、グーグルマップは小道の表示に関しては特別にダメダメな地図です。
例えば「goo地図」または「ヤフー地図」であれば表示される細かい小道が、グーグルマップだとことごとく表示されません。ですから、見知らぬ土地を歩く場合、小道が表示される他の地図を使うのが吉です。グーグルマップだと以前の立石公園のように大きく遠回りさせられることになります。グーグルマップのナビ機能は優秀かもしれませんが車道のような広い道しか表示されないのです。
グーグルマップのルート検索
本WEBに示す徒歩経路がグーグルマップにも表示されるようになった現在、グーグルマップによる徒歩ルート検索の結果は、本WEBの経路とほぼ同じになります。つまり、グーグルマップのスマホアプリでナビ機能を使って公園まで歩いても遠回りになりません。
細かいことを言うと、グーグル経路は几帳面に道路を辿るので100m程遠回りです。本WEBの最短経路は駅前のツルヤ敷地内を横切るのでその分短縮されます。グーグル経路は距離1.5km、所要時間26分と表示されてますから、最短経路はそれより1~2分短縮され所要時間25分ということになります。
ご参考:GoogleMapのルート検索結果(新ウィンドウが開く)
手長神社を経由するルート
AbemaTVのドラマロケ地でもある手長神社へ寄ってから立石公園へ向かう徒歩ルートを で示します。このルートは、AbemaTVのドラマを視聴してない人には関係ないですね。
このルートのポイントは手長神社から立石公園へ向かう際に から小道に入ることです。
その小道を行くと へ出ます。あとは公園まで最短経路と同じ道です。
ちなみにこの小道もグーグルマップには表示されませんが、goo地図でもヤフー地図でも普通に表示されます。グーグルマップは小道が表示されない為、歩きには向かない地図なのです。
AbemaTVドラマのロケ地について補足すると、高台に位置する の道は頻繁に登場しました。この道が主人公の自宅前設定でしたので歩いたり走ったりするシーンが繰り返し登場しました。諏訪湖や市街の眺めが良い道です。
諏訪のロケ地レビュー展
2023年公開の映画「怪物」(是枝監督)には立石公園や手長神社下の階段で撮影されたシーンが映っていました。映画「怪物」のロケ地は徒歩ルート近辺だけでも6箇所あります。
立石公園を訪れる方の中には、そうした映画などのロケ地巡りを目的として訪れる方もいらっしゃるかもしれません。そうした方には諏訪湖畔の「間欠泉センター」()を合わせて巡ることをオススメします。

「間欠泉センター」2F()は「諏訪のロケ地レビュー展」という常設展示施設があります。諏訪地方で撮影された数々の映画・ドラマ・CMなどの資料が展示されています。ロケ地巡りの方には必見の施設と思うのですが、殆ど知られていないのが惜しいです。
間欠泉は2022年から噴き上がらなくなってしまい、現在は温泉がボコボコ湧き出ているだけなので間欠泉センターという名称は?な感じです。
映画「怪物」の主要ロケ地となった旧・城北小学校と立石公園を湖越しに撮った写真を載せておきます。旧・城北小学校は解体されることが決まっています。

「現在地の表示」機能
本WEB地図の「現在地の表示」機能について補足しておきます。
地図の左上に「現在地の表示」のスイッチがあります。
これをオンすると現在位置を示す十字マーカーが表示されます。十字マーカーが地図の外に隠れてしまったら、表示スイッチを入れ直すことで十字マーカーが画面中央に現れます。(地図中央がマーカー位置へ移動する)
ブラウザが位置情報を取得できるのはHTML5の機能によるものであり、一連の動作は端末のブラウザ内で完結しています。位置情報は端末の外へ送信されることもありません。地図上に現在地を示す動作以外には使われておりません。
経路地図は分岐ごとに写真で方向を図示することによって、「現在地の表示」がなくても迷うことなく公園へ行くことができるようにと作りました。しかし現在地を表示できなければスマホ地図を称するには体裁が悪いので付けてあります。「現在地の表示」機能はいらないおまけのようなものです。